Q U I P Design Works
2007-08-12T05:06:45+09:00
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基本的にAnzuのただの日記です。たまにデザインの話もあるような。
Excite Blog
QUIP Design Worksリニューアル
http://qpdw.exblog.jp/6266886/
2007-06-01T04:50:00+09:00
2007-08-12T05:06:45+09:00
2007-08-12T05:06:05+09:00
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デザイン
ブログを移転しました。今後は以下URLよりご覧ください。
新URL:http://qpqp.jp/
お手数ですが、ブックマークやRSSの登録をお願いします。
今後ともよろしくお願いいたします。]]>
紫陽花in三渓園
http://qpdw.exblog.jp/6017787/
2007-05-27T00:00:00+09:00
2007-07-03T03:26:57+09:00
2007-07-03T02:44:29+09:00
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雑記
まだ5月だというのに異様な暑さが続くことに恐れをなして、今年は早めに見に行ってみました。
場所は三渓園。紫の菖蒲が咲き誇る。
紫陽花、というより皐月祭りの時期だったらしい。やっぱりフライングだったか。
ちょっとかがんでワクワク進む。トトロもとい、タヌキと会ったよ。
どの角度からも見える旧燈明寺三重塔の麓。
眺めのよい南側に立つと、豊浦町の工場地帯の先に海が見える。
旧矢箆原家住宅。立派な藁葺き屋根だなぁ。元々白川郷にあった古民家と知って納得。
餅つきセット。いい味出してます。
旧東慶寺仏殿。重要文化財たちはそれぞれ出身地が違う。通る度、時代や土地を垣間みることができる。
苔で塗られたこの穴は誰のお家かな。
おやつも忘れずに。おでん+きな粉餅。
お目当てをいまだ見れず、「今日はロケハンってことで」なんて言って食ってたら、
待春軒の隣に小さく咲いてました。まだ生まれて間もない柔らかい紫陽花。
なかなか深い緑が見れて喜ぶ。
外苑を一通り廻って、臨春閣から内苑へ。奇麗にしてますね。
子供連れとカップルはカメの餌係に夢中。
レースをつけたピンクの萼はきっと女の子。
ここから見ていると自分が景色に溶け込んでしまった気がする。
池には睡蓮がびっしり。花が咲いたら再来したい。
夜には「蛍の夕べ」というイベントがあるらしく、また混雑してきた。
実家近辺の方が奇麗に違いないので、私たちは退館。暮れる前に、横浜へ戻る。
本牧から金沢に抜けるときよく近くを通っていたけど、ちゃんと見にきたのはこれが初めて。
沢山歩いて、のんびり日光浴。いいお散歩でした。(大きい写真はfotologueで>>)]]>
ワールドサバイバル
http://qpdw.exblog.jp/6004546/
2007-05-19T00:00:00+09:00
2007-07-01T05:47:51+09:00
2007-07-01T05:27:34+09:00
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雑記
と言っても大半のオチは、認識の正誤について。両者煮え切らないまま幕を閉じる。
そんな自分に歯痒さを覚えることもあり、近頃歴史や過去の思想に感興。
職業柄デザイン書やマーケティングの誌面ばかり目にしてしまうけど、せめて通勤時くらいから...
というわけで、何か(初心者向けに)お薦めがあったりしたら教えてほしいなぁーと。
かなり取っ付き+趣旨と合っているかわかりませんが、ここ最近目にしたのは、
恋人たちの失われた革命/フィリップガレル監督[cinema](熟睡しかけたけど久々の映画館♪)、
ニッポン・サバイバル/姜尚中著[books](タイトルいただきました。人柄にも惚れる)、
日露戦争物語/江川達也[comic](主人公と俳人との関係や成長過程は面白いけど後半巻は微妙)、など。
うちの本棚のブツも、いつでも貸し出し中です。(「永遠の出口」と「東京タワー」は借り物)
そのまま間に受けるのではなく、都度精査する必要はありますが。
少しでも自分の判断に責任を持てるように、
この世界で生きていくために、いつか子供ときちんと話ができるように、
ちょっとずつ頭の中だけで平和を願うことから卒業していければな、と思う次第なのでした。]]>
生誕100年 靉光展
http://qpdw.exblog.jp/5978886/
2007-05-13T00:00:00+09:00
2007-06-27T03:44:27+09:00
2007-06-27T02:46:58+09:00
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美術
そんな光景をまるで反転したような世界、靉光展を観に行く。
闇の中にあるただ一つの強いもの。
逃げたくなるような何か。衝動の塊。
初期にはルオーに影響されたキャラクターめいた作品や、油彩とクレヨンを混ぜたものなど
様々なタイプのユーモアのある作品も数多く見られたが、
個性が形成されるほど、その作品は闇に包まれて行く。
なのに最後に展示されていた肖像画に辿り着いて、それまで観ていて辛かったものが解放された。
戦争真っただ中に描いた自らの姿。
背筋をピンと伸ばして、少しだけ顔を上に向けて、じっと見つめる先には何が見えていたのだろう。
特に心に残った作品は、1934年の「葡萄」、1936年の「馬」、1940年の「花園」(下記画像)、
1941年の「蝶」「くちなし」「蛾」、1944年の「花」「自画像」。
切なく苦しい色の中に刻まれたその視線は、何時も見る人に向けて、
彼のそのひた向きな思いを光に変えてずっと残っていく、気がした。
印象深い展覧会でした。
***** 生誕100年 靉光展 *****
会期:2007年3月30日(金)~5月27日(日)
場所:東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/AI-MITSU/index.html]]>
観音塚古墳金工ワークショップ
http://qpdw.exblog.jp/5914175/
2007-05-04T00:00:00+09:00
2007-06-18T03:47:11+09:00
2007-06-17T19:59:36+09:00
qp-dw
美術
「古代の金工に学ぶ」目的のもと、弥生時代に作られたアクセサリーをその当時の手法で作ってみよう、
という企画のワークショップが開催されました。
先生はお父上。ですが、もちろん私も一人の生徒として参加します。
これが見本。ワクワク。
まず直径3、4cmほどの正方形の真鍮にコンパスで丸を書く。
同じようにコンパスを減算で使って、ハートの下側のような形をつくります。
次に金属専用のハサミでアクセサリーの元となる形を切ります。
ハサミでできた歪な形を滑らかにするため、ひたすらヤスリ。
ドリルでチェーンを通すための穴を開けてもらったところでお昼休憩。
久々にお弁当を作ってもらってハッピー気分♪スタッフさんとの会話も楽しい。
作業再開。次は型抜きで一番外側一周分に、小さい丸を象っていく。
さっきのものより小さいサイズの型抜きで逆側からも叩き、凹凸をつける。
模様がついたところで、グラインダーで小さい丸に合わせて輪郭を削ってもらいます。
そしてまたひたすらヤスリ。好みでペーパーウェイトで磨きをかける。
これが完成品。輪郭がごつごつしてしまい、不細工気味。
他の生徒さんも皆奇麗な出来映えだったし、彼らを親にしてなんで私はこんなに不器用なのかが不思議なほど笑
でも普段Macとばかり向き合っている手を試行錯誤して動かす物作りは、とても楽しくたっぷりの充実感。
加えて、思ったよりも力仕事でヘトヘト。(ヤスリ過程で力の使い方を間違っているっぽいけど)
叩いたり、削ったり、...作品や物に込められた魂が育まれていく過程に触れ、改めて感動と敬意を覚えた。
次はミニ彫刻のワークショップにも参加してみたいなぁ。(希望!)
一汗流したあとは収蔵資料展も拝見。出土品と、破片を元にして作ったレプリカ、古墳の模型など。
文様の細密さや大刀、馬具など、地元近くで多くの文化遺産が出ていることに普通に驚く。
ボリュームあるので、一見をおすすめ。
帰りがけほど近くにある観音塚古墳に向かい、実際にここで生活していた人たちへの思いを馳せながら歩いた。
実は実家の近くにも小さな小さな古墳がある。
掘り返してしまうことはあまり好きではないけれど、
古代のご先祖様に学んで何かを作る、という行為はとても大事で、
形を変えてもそれらが元となって私たちの生活を形成していると思ったらなんだか面白く感じた。
昔の人たちの知恵や好奇心に感謝ですね。]]>
霧積アウトドア
http://qpdw.exblog.jp/5853273/
2007-05-03T00:00:00+09:00
2007-06-09T03:56:54+09:00
2007-06-09T03:49:54+09:00
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旅行
家族4人+1匹でお出かけ。はじめて参加のカイちゃんも助手席占領しておおはしゃぎ。
裏妙義。新緑から少し大人になった木々。それを写す水面がキラキラ。
山吹の黄色の素敵なこと。
霧積に腰を下ろす。
バーナーで炭を暖めて、おにぎり片手にお手軽バーベキュー。ちょい焦げだけど味は絶品!
たっぷり森林浴。ちょうどいいくらいの日差しと微風。
幹をキャンバスにして葉の影が絵を描く。
街に咲くソメイヨシノと違う、繊細そうな枝と淡い白の山桜が好き。
恒例の山椒採りも。(大きい写真はfotologueで>>)
山に響く皆の声。安ぎと嬉しさとが入り交じって、ずっと浮かれていた幸せな休日。]]>
島根・鳥取ドライブ3/3
http://qpdw.exblog.jp/5802639/
2007-05-01T00:00:00+09:00
2007-06-03T03:57:57+09:00
2007-06-03T02:33:42+09:00
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旅行
夜降り出した雨と天気予報にびくびくさせられたけど、やっぱり晴れた!ステキ。
というわけで鳥取砂丘です。
走る。
走る!
29歳と3ヶ月。
すげー砂嵐。
レンズ壊れそう。
そして丘に登る。
あまのじゃくなので普通のルートから逸れて登っていたら、気づくと沢山のカップルが付いてきた。
結構な急勾配なのに楽しそうだ。右側にある緑は小さなオアシス。
砂丘の頂上からの眺め。海の色が奇麗。
転げ落ちる学生さん羨ましす。
わかりづらいけど、浜辺までは結構な距離があります。
浜辺がずっと先まで見える。眺めが凄くいい。それだけでも充分の見応え。
風紋。砂漠みたい。
雨が降った後なので、砂柱も見えた。
メイン砂丘の入り口には、馬に乗るスヌーピーを発見。
レストハウスで朝ご飯。砂丘に続くリフトもあります。
車移動が必要だけど、メインとは少し離れた場所もお薦め。何もない心地よさ。
らっきょう畑を見ながら、
ちょっと戻って白兎神社へ。神話「因幡の白兎」の舞台。
眺めの良い素敵な丘ですね。
白兎海岸。
・・・。
透き通った波。
気が済むまで波遊び。
次は、リアス式海岸を見ながら浦富海岸に。
昨日の店には負けるけど、帆立がうまかった。海鮮丼はご当地の貝が食べれていいのです。
小さな島をいっぱい見た。上空には鷲が舞う。
兵庫県に入った。雲間から差す陽が遠くの海を輝らす。
命名おっぱい島。
赤潮。ずーっとずーっと海沿いを走る。
余部鉄橋。山陰本線の開通に重要な役割を果たした橋。トレッスル式。
明治時代、25万人もの人が携わったらしい。大変な工事だったんだろうなぁ。
そして最後の目的地、城崎温泉へ。
貸し切り風呂でゆったり。帰りの運転前に疲れをほぐす。
フレッシュジュースとソフトクリーム。風呂上がりにとても合う。
熱海とかより年齢層が低く、でも大人な雰囲気。次の機会には温泉目的のみでゆっくり来てみたい。
夜9時頃出発。福知山、丹波を通って、ようやく高速へ。
多賀PAで休憩。浜名湖PAで仮眠をとって、次の日の昼過ぎに帰宅。
相変わらずの詰込みスケジュールだったけど、目的の場所にもほとんど行けたし大満足。
快走しながら受けた風に、緑と潮の匂い。合計約2,000kmのドライブ。
とてもいい旅でした♪(おおきい写真はfotologueで>>)
日本はまだまだ面白い!]]>
島根・鳥取ドライブ2/3
http://qpdw.exblog.jp/5747528/
2007-04-30T00:00:00+09:00
2007-05-27T08:22:42+09:00
2007-05-27T01:42:30+09:00
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旅行
まずは拝殿にお参り。
今日もいい天気!
大きな杉と松から差す心地よい日差し。
神楽殿。でっかい注連縄!
縄の中にお賽銭を投げ入れるとご利益があるらしく、ぴょんぴょん人が飛んでるのがオモシロイ。
神話の国、出雲。縁結びも有名らしい。この下には因幡の白兎がいます。
3色出雲そば。麺が細くて好きかも。
朝ご飯も食べたので移動開始。宍道湖沿いを走る。宍道湖といえばしじみだ!北松江線も隣で桃鉄気分です。
松江城を横切ったが、駐車場がなくお腹もいっぱいでスルー。鴨南蛮食いたし。
松江から南に下ると八雲市がある。その八雲にある巨木志多備のスダジィを見に行く。日本一のシイの巨木。
JAFから得たマニアック情報なため、普通のガイドブックに載っているわけもなく、辺りは何もない農村地。
代わりに鷲が大きく舞い、小さな神社が見える。その傍らに生い茂るこんもりとした緑。
それがほとんど同じ幹から生えているものだとは近くにいかないと気づかない。
佇みはまるで八岐大蛇。太い根から何本にも分かれた幹。樹齢数百年だとのこと。
なんだか世を見尽くしたおじいさんが静かに微笑んでいるようで、やたらと落ち着いたのだった。
星上山を越えて北東に進む。
足立美術館に到着。
横山大観の所蔵品が一番多い個人の美術館。といってもその規模は国が所有するものにひけを取らず。
立派な庭園を眺めたあとに展示室が見れるようになっている。入館料2,200円、ちょいと割高。
びっくりしたのはここに辿り着く道中、なんでこんなとこに?って場所に高くから落ちている滝を見たのだが、
なんとその滝さえ、庭の構図の一部に含まれていたのです。うーん、金持ちってすごい。
手を叩いてみたのですが、将軍は出てこなかったです。
でも本当に奇麗にされていて感動に値した。庭園の構図は四季を計算してあるんだって。
展示室には、大観130点と紫峰90点の絵画コレクションを所蔵。
榊原紫峰「雪中棲小禽」。
彼の絵は初めて鑑賞したが、線が細く、とても努力家で真面目な人のように思う。
「枇杷之図」「夕陽」(大きなシダが赤く染まった絵)「春秋之図」...好きな絵がまた増えた。
横山大観「叭叭鳥」。
1階フロアでは北大路魯山人の陶芸品。「楽しいことをやれ」、語る言葉がかっこ良すぎてクラクラ。
更に北に向かい中海に出る。海という名の湖には鴨の大群。
その中海に浮く、牡丹庭園 大根島本陣へ。
足立美術館で牡丹の絵を沢山見て、本物が見たくなったのだ。
カメラ小僧のごとく。
溶岩で自然にできた庭も面白い。今週NHKに出るのよ~って気さくに話しかけてくれた園内のおばちゃん。
至る所で見る山藤が奇麗でした。
中海で見つけた難破船。この素材でグラフィックを制作中です。
夕暮れには美保関灯台に行って、高台から大海を見下ろす。大きい船に沢山すれ違った。
赤潮が道のように続いていた。
あの漁船から見えるこの灯台はどんな風に映っているのかな。
米子といえば水木しげるロード(行かないけどね)。その米子より少し上に位置する港境の「ぶっこん亭」。
すっごくウマかったので、本気でお薦め!リピーターを誓います。
満腹ですっかりゴキゲンの後は、海岸沿いを走る。隠岐諸島にも行ってみたいなぁ。
もちろん真っ暗でほとんど景色は見えなかったけど、車のライトに照らされる風車にドキドキ。
100kmほど下道(むしろ高速がない)で進んで鳥取まで移動。明日に備えて一泊。
本日のルート。大きい写真はfotologueで。
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島根・鳥取ドライブ1/3
http://qpdw.exblog.jp/5699118/
2007-04-29T00:00:00+09:00
2007-05-20T14:41:41+09:00
2007-05-20T14:02:36+09:00
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旅行
というわけでこの度のGWは、ツレと鳥取と島根までドライブに行きました。(写真は砂丘)
もちろんマイカー。一人の運転距離を記録更新中。
いくつかのPAで休憩しながら、片道805km。脳内分泌物大幅活性。
高速道路は、東名→名神→中国道→米子道→山陰道
県で言ったら、出発:神奈川→静岡→愛知→岐阜→滋賀→大阪→京都→兵庫→岡山→鳥取→島根、
10県跨いで朝6時米子、仮眠を経て斐川に降りる。
googlemapsにマイマップ機能がついたので、ざっくりルートを書いてみました。(Exciteなので画像にて)
今回よりETCもつけて快適。
山口まで230kmって見たときの一言「九州も車で行けちゃうな」…完全に麻痺、ツレげっそり。
運転中って頭を空っぽにでできるから好き。
最近らしくないほどぐでぐで悩んでいたから、自分らしいことをしたかった。
サイコロの旅は嫌だよ~といいつつ、つき合ってくれて感謝しているのです。大山PAでの朝焼け。
サイドミラーに段々と朝日が昇っていく。
実はこの運転手だけの特権も楽しみの一つ。(助手席は自分の顔しか見えないから)
昼まで仮眠。
起きたら尋常じゃない量の小さい虫が車を取り囲んでいて、歯ブラシ片手にトイレまで猛ダッシュ。
大山を右手に見ながら、島根県に向かう。
神西湖で一服。
いくつものなだらかな山と長閑な景色を越して、海に出た。
場所によるのだろうけど、日本海もここまで西にくると雰囲気が違う。
波も穏やかだし暖かい。
隣には魚釣りをする和やかな親子がいた。
旅にきて始めてのゆったり時間。風が気持ちよかったです。
たぶん多岐町、田儀海水浴場っぽい。
さあ、本日のお目当てまでもう少し。大田は三瓶山にある石見銀山。
もうすぐ世界遺産登録されるとあって、予想外の混みよう。
銀山公園から専用バスに乗って10分。
龍源寺間歩、入り口。
涼しい空気が漂う先が見えない穴。子供には少し恐いのかも。
湿った苔に包まれた小さな世界を見ました。
高さ2mほどの坑道は、157m先まで続く。鉱脈に沿って掘られた穴が沢山ある。
人が掘ったなんて想像もつかないけど、でこぼこした壁がそれを証明する。
原石が買えるらしい。
帰り道は歩きで。清んだ水路を囲む濃い緑の植物が本当に奇麗だ。
途中のTORAYAで食べた溶けたタマネギいっぱいのカレーが美味しかった。しかも800円ぽっきり!
いくつもの坑道出口と小さい神社を見た。当時の労働の過酷さが伺われる。
たまには目を閉じて深く息をしながら、ゆっくり歩く。
小さな花の周りにある世界、湿った匂い、木が風に揺れてギシギシ言う音...、
五感で呼吸する心地よさ。
道がアスファルトになった。あと少しだ。
1時間近くかけて下ってきた麓には、羅漢寺。
三瓶ダム付近。薄らと月が昇る。
三瓶小豆原埋没林公園に行くも17時閉館で間に合わず。
一見、1階建てのなんの変哲もない建物に見えますが、地下に噴火によって閉じ込められた縄文時代の巨木林を展示しているのです。外からの眺めは以前やってたアクオスのCMみたいな感じです。縄文杉見たかったー。
自然館サヒメルもお薦め。参加しなかったが星が見れるプランもあるそう。
明日に備えて出雲まで戻ってお泊まり。
夕空があんまり奇麗だったから、海岸まで出て日没を見送った。2/3につづく(大きい写真はここで>>)]]>
大回顧展モネ
http://qpdw.exblog.jp/5675813/
2007-04-15T00:00:00+09:00
2007-05-17T11:36:36+09:00
2007-05-16T00:03:44+09:00
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美術
3月にもらったチケットには間に合わず無念。モネ展を見てきた。
建設されたばかりのコンクリートの広い館内には人がいっぱい。
お目当ての作品は100点近く。第5展示室まで。
なんだか奇麗に作らなければ、と意識していたことを大切なのはそんなことではないと教えてくれた気がした。
なんせ点描なので離れてみないと全然見え方が違うのだ。
完成されきった絵が、近くに寄るととえらい雑に見えることもあるし、
逆に一見静かな絵に見えても、近寄ると何層にも重ねられた色の多さにびっくりさせられたりもする。
空は青、雪は白、葉は緑。見えたものは色とりどりの感動でも、形にするときは決めつけがち。
それが教育によってなのか感性なのかはわからないけど。心で感じたことを形にするって難しい。
けれど写真にさえ正確に写らない光や煙、自分が見たもの(肉眼を通してだけでなく感じたもの)を
一生懸命形にしている。水面や木漏れ日が美しかった。
幸せを形にするには、その空間を如何に表現できるかにかかっていると思う。
例えば、何かを幸せだと思ったときに、感じた匂いや色は、後々になっても残っているものだ。
いつか感じたそんな幸せな気持ちを引き出せるお手伝いができたら...。そんな手をもってみたい。
モネの絵はそんな夢を描かせてくれた。
特別に惚れた作品は2点。「かささぎ」(上記画像)と「ルエルの眺め」。
「ルエルの眺め」は人気がないみたいで、ミュージアムショップにポストカードさえにも置いてなかったけど、私の中では一番。仕方がないので図録を買って読んだところ、17歳のときに2人で絵画旅行に出かけて描いたものなんてエピソードを知って益々響いた。
この絵の中に入りたい、こんな絵が書いてみたい、難しいことよりも素直な気持ちでその作品にひたすら関心をもった。何度も戻ってぼーっと魅入ってしまった。
その後六本木ついでということでミッドタウンにも参上。せっかくなのでデザインハブを鑑賞。
やっぱ古い電化製品は色も形もステキ。
なんで日本人はメタリックが好きなのかなー...(メルセデ○のまね?)
個人的に、車のデザインには昔の色や形を復活させてほしいところです。
***** 大回顧展モネ *****
会期:2007年4月7日(土)~7月2日(月)
場所:国立新美術館
http://monet2007.jp/
***** Good Design Good Life - 日本のデザイン *****
会期:2007年3月30日(金)~5月6日(日)
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
http://www.designhub.jp/
※現在は「日本のグラフィックデザイン:ジャグダ 1981~2006」を開催中。]]>
私たちの日常
http://qpdw.exblog.jp/5663121/
2007-04-14T00:00:00+09:00
2007-06-09T02:28:16+09:00
2007-05-13T20:48:29+09:00
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雑記
近くを散歩した。駅前の工事に、夕闇のフィルターがかかる。
新幹線が見える家。ここに住んで4年目。
こじんまりとした近所のお花屋さんでクワズイモを買った。植物を育てられないのに、浮かれて帰った。
人のいない多摩川は結構お気に入り。
桜散る。
ある日の1号沿い。ナイター照明に浮くしだれがあんまり奇麗で寄り道した。
風にゆさゆさ揺れるしだれを空高く見上げていたら、物語の中トリップできそうだった。
草野球チームに入りたいな。
朝焼けの246。私の一番好きな時間帯。]]>
桜ランチ
http://qpdw.exblog.jp/5650120/
2007-04-04T00:00:00+09:00
2007-05-24T00:19:27+09:00
2007-05-11T03:30:04+09:00
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雑記
いい天気で新緑が映える。
桜も満開!
ひらひら、ひらひら・・・
少し目をそらすと高層ビルなんだけど、
生い茂った緑と、観光客を見ていると忘れそう。
入園料300円。メニューは2人ともからあげくん。
凛々しい鳩にも会いました。
午後、雨や雪が降ってびっくり。探検にも期待上昇中です。(fotologue)]]>
小さい頃の絵本たち
http://qpdw.exblog.jp/5634103/
2007-04-01T00:00:00+09:00
2007-05-17T01:10:36+09:00
2007-05-08T00:59:26+09:00
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デザイン
埃っぽくなっている奥の段ボールのから出てきたのは、小さい頃読んでもらっていたお話たち。
「白いうさぎと黒いうさぎ」「100万回生きた猫」「やっぱりおおかみ」...
そういえば、あるときビレッジやブックセンターなんかに置いてあるお洒落絵本が
家にあったものばかりと気づいて興奮したことがあった。
銀座に行くたびに買ってきてくれていたのを聞いて、胸が熱くなった。
わにくん/ペーター・ニクル [著], ビネッテ・シュレーダー [イラスト], やがわ すみこ [訳]
シュールな内容にも緑色の深さにも感動。
おんなのことあめ/ミレナ・ルケショバー [著], ヤン・クドゥラーチェク [イラスト], 竹田 裕子 [訳]
絵本展の記事にも載せたけど、色遣いがとっても素敵。
お月さまのかお/ゲルダ・マリー・シャイドル[著],アントニー・ボランチンスキー[絵],こうしなともこ[訳]
星磨きっていうキャラクターが凄くいいの!
毛ながのぞうトビアス/ベルナデッテ・ワッツ [作],ともちか ゆりえ [訳]
この景色を歩いてみたい。
ほらふき男爵の冒険/ ペーター ニクル [著], ビネッテ・シュレーダー [絵] , 矢川 澄子 [訳]
この主人公は永遠の憧れ。ペーター ニクル&B. シュレーダーのコンビは天才的です。
「とてもかわったひげのねこ」や「ぼくどこからきたの?」...「チョコレート工場の秘密」も小説で読んだ。
紹介しているときりがないけど、ここに載せたのは特別なもの。
日本のものだと「あけるな」と「おしいれのぼうけん」は好奇心がくすぐられて大好きだった。
「開けるな」は谷川俊太郎作(絵は安野光雅)。表紙から始まる扉を何枚も開けて時にはビー玉の中にも入って、最後には一枚の絵の中に入り込んでしまう。「おしいれのぼうけん」は静まった高速道路と重なる。
「ぐりとぐら」「ばばばあちゃん」も永遠のお友達。「いそがしいよる」なんて自分の性格にそっくりだ。
いい絵本って匂いや美味しさまで感じるから凄い。
久々の再会に心を踊らせて何回もページを捲った。
ありがとうって言いたくなった。
今でも彼らと話しているととてもワクワクする。
今でも彼らのように小さな日常の中で大きな冒険をしたいって思うのです。]]>
桜と椿
http://qpdw.exblog.jp/5575008/
2007-03-31T12:00:00+09:00
2007-04-27T00:16:32+09:00
2007-04-27T00:13:06+09:00
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地元
車検・税金・保険・JAFと、車の維持費で大打撃な季節がやってまいりました。
前回だらだら書いたら疲れたので(ヘタレ)休憩がてらエントリー。
桜です。
寄り添う桜。
ちなみにここは前橋公園。スタッドレスの履き替え待ち中に連れてってもらったお散歩にて。
3~5部咲きといったとこかな。これから満開になるんだね。
軽井沢の冬から前橋の春。1日で季節の移り変わりを見たみたいで嬉しかった。
実家の庭の椿も可愛くてシャッターを切る。
情熱的なお姉さんと、
可憐なお嬢さん。(大きい写真はここから>>)]]>
中欧の絵本・原画展(ムーゼの森)
http://qpdw.exblog.jp/5553177/
2007-03-31T00:00:00+09:00
2007-04-23T03:26:30+09:00
2007-04-23T00:16:13+09:00
qp-dw
美術
野暮用で軽井沢に行ったので、帰りがけに絵本の森美術館に寄ってきた。
6300点の絵本を収蔵する1.5km2の敷地内は木に囲まれて、
第1・2展示室、絵本図書館、吉田文庫、絵本のお店とかなり見応えがある。
まずベルクなる第1展示室で「欧米絵本のあゆみ展」を見る。
「アリス、グリム童話、ムーミン、ピーターラビット」など誰もが知る絵本の原画がたくさん。
「白雪姫」の版画なんてシンプルでとってもいい。ホーンブックもお洒落すぎ。
初版の「ちびくろさんぼ」がおっさんくさくて見るたび笑った。
幼稚園児が館内でなぜかタカ&トシは?と叫んでいたのにも笑った。
時代が進むと、欧米の絵本黄金期の作品が並ぶ。
「はらぺこあおむし、ミッフィー、ブレーメンの音楽隊」に「ひとまねこざる」。
1950年代後半に入ると広告やグラフィックデザインという分野が絵本制作を取り組むようになり、
わかりやすく大胆な構図が導入されたそうだ。
「あおくんときいろちゃん、ハーメルンの笛吹き」など。
見比べると、"絵"ではなく、"絵本の中の1ページ"に色の役割が変わったことがわかる。
「三匹のやぎとがらがらどん」のセリフ文字を見て、そういえば日本語も明朝体だったなんてことを思い出したり、タイポグラフィを見てても面白い発見を。
(中の様子を1枚だけ公開。撮影禁止なのでよい子は真似しないでネ)
次に第2のトゥルムでは企画展「中欧の絵本・原画展」を開催。
とっても興味があったので、思わず興奮。チェコ・スロヴァキア・ポーランド・ハンガリーの絵本が沢山。
時代に行われてきたことの背景によって、各々の国での絵本の役割が違うことがよくわかる。
それによって色や表情も大きく変わる。
小さい頃の記憶でも印象に残る色遣いが素敵な「あめとおんなのこ」を描いたクドゥラーチェクがチェコ人だったことも知った。17世紀に絵本誕生の場となった国。益々行きたい欲がまた高まる。
初めて目に入れたリトアニア出身のスタシス・エイドリゲビチュス「クレセント・ムーン」もとても印象的。
暗い水色と闇の世界で月がせっせと豆まき。独特の目が少し恐いのだけど、その内側にある優しさを感じる。
登場キャラにヨハンという名が出てくる絵本や「悪魔の水車」なんてタイトル、
特にスロヴァキアの絵本にはモンスターの話を連想してドキドキ。
欧米にはなかった少し背筋が張る感じと悲しさの中にある、強く暖かいキャラクターに心惹かれた。
これは、ポーランドのヨゼフ・ヴィルコンの言葉の一部。- イラストレーションはどのようにして制作されるのか? -
まず人や魚や、鳥、さらには葉っぱや動物は、どのように色彩したら
そのような動き方をするのか、知らなければない。
生きとし生けるもの全てのものは、昆虫のように走ったり、這ったり、
そろそろ歩いたり、泳いだりする。
たいていの人はここまでならたどり着けるが、
この先に行けるのは、1日中彩色の仕事に没頭できる少数の人だ。
こうした仕事があって初めて、鳥は歌い、悲しみや喜び恐れや勇気を表現することができる。
眠りや沈黙、果実の匂いや味覚を表現するためには、さらに先に進まなければならない。あるとき私が「どうやったら絵がうまくなれるの?」と聞いたとき、
両親は揃ってヨゼフが言っていることと同じことを教えてくれた。
うまく作ろう、なんて思わずに「描くものをよく見なさい」と。
私はまだ一番始めにしなければならない"知ること"の段階にいるのだ。
近年、"なんとなくかっこいいもの"に若者の評価が集まりすぎていると思う。
テクニックや発想や感覚には感動しても、作品自体に感動できないことが多い。
自分についても例外でなく、それを疑問視しながらも、憧れたり羨んだり。
作っているとき、"作っているもの"ではなく"作られるもの"を意識しすぎている、ことに気づく。
多分それをやっている限り"本物"に近づくことは永遠にできない。
わかっていながら、日常の狭く同人の密度が高い世界でのたうち回っていると余裕をなくしてしまう。
私の仕事はクリエイターであってアーティストではないから、相手あっての物作りであり流行りを追う事も必要だ。だから大衆に好まれるものを意識することは間違いではないのだけれど。
ただ、好きなことくらいは・・・広い海を見ているときのように、大きな森を見ているときのように、
常に"自分という存在のちっぽけさ"を思い出して、余裕を持った取り組みをしたい、と思った。
目の前にある対象物をしっかりと見るために。
"人がどう見るか”でなく、"自分がどう見えているか"に集中するために。
今はまだコントロール下手だけど、"物"と"物に写る自分"に目を逸らさない強さを持てるようになりたい。
そんなことも思いつつ、純粋に子供の頃に気持ちに戻りつつ。結構な見応えに少し疲れたけど、
とてもいい機会でした。ブラティスラヴァ世界絵本原画展にもいつか行ってみたいです。
エルツおもちゃ博物館の方はお土産見物のみ。高くて買わなかったけどパイプ人形が可愛かった。
長野をなめてた!と思うくらい寒い。まるでまだ冬のまま、木々も全く芽いていない中、
博物館とカフェを繋ぐ小道のシートに鳥の巣を見つけた弟。和む光景。(ちなみにこのとき都心は桜が満開)
愛すべき「どろんこハリー」と、渋すぎるスナフキンが表紙の「ムーミン谷の11月」の英語版、
上に載せた「いやといったピエロ、あかずきんちゃん」などのポストカードをお土産に。
企画展もまだまだ長くやってます。お子様と一緒の方も、子供心に戻りたい方にもおすすめ。
***** 「中欧の絵本・原画展」=伝統の絵本芸術から生まれた幻想世界= *****
会期:2007年3月1日(木)-7月2日(月)
場所:軽井沢 絵本の森美術館
http://www.museen.org/
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