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若冲と江戸絵画展
非常に素晴らしかった!!若冲と江戸絵画展。場所は上野、東京国立博物館。
いつも書いてるメモがびっしりになりすぎて、まとめるのが大変。(というか読めなかった;)
それくらい素敵な作品が多くて思い出すと興奮するほど。
BRUTUSにも特集組まれてましたね!
それでは中の様子をマイビジョンより.....


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- 第一章 -
右から左へと季節が移る椛と桜。「源氏物語図屏風」どちらの端を合わせても廊下が繋がるというのが面白い。
「登竜門」が黄河の急流で龍門を昇りきった鯉が龍になる...という言い伝えからきたって知ってました?
薊の朱色が素敵な「芥子薊蓮華草図」。

- 第二章 -
ここでは特に「猛虎図」に注目。虎と猿の優しく柔軟な毛並みと、心情まで浮かんでくるような目たち。
特に亀岡規礼の毛並み、片山楊谷の迫力感に惚れる。
それと他の絵でも思ったのですが、なぜか犬がやたらと可愛いんですよね。ちょっとゴマちゃんとかアニメキャラに出てきそうなのが多い。昔の犬は耳が短かったのかしら。
他にも「牡丹孔雀図屏風」の余白の使い方など勉強になりました。

- 第三章・第四章 -
伊藤若冲、多彩な表現や色づかいに圧倒されました。
しかし何と言ってもプライスが初めて買った「葡萄図」に惚れた。
炭だけの無色で描かれたその絵は、実に繊細で上品でお洒落で...
「紫陽花双鶏図」の色別のアレンジも面白かったです。
「鳥獣花木図描画」では若中の夢世界を織の枡で。上記の作品をこれまた反転させたかのような作風。
ないものをあるかのように見せる若中の頭の中に、一つの作品ごとにトリップさせられる。すごい...

またこの章ではもう一つの衝撃を。
後半、照明を落とした展示室で礒田湖龍斎筆の繊細に描かれた「雪中美人図」の粉雪を観て、こんな雪の表現いいなぁと思いながら振り返った瞬間、心は射ぬかれた。それが本日NO.1に気に入った葛蛇玉筆の「雪中末に兎・梅に鴉図描画」。
その迫力といったら!!6曲の屏風には暗闇の中に牡丹雪が激しい吹雪に舞っていて、鴉がじっとそれに耐え、
兎が力強く跳ねている。鼓動が高鳴る...自分はダイナミックに訴えかける作品に弱いらしい。

そして柴田是真の「山水図」。霧から頭を出した岩や松が先日見た景色とダブって嬉しくなりました。
あんな風に表現できたら素敵だなぁ。

- 第五章 -
酒井抱一の「十二か月花鳥図」11月の鷺、12月の笹、8付きの桔梗も6月の紫陽花のグラデも素敵でした。
繊細な線と花たちに柔らかく置かれた色。
でも今までで一番素敵だと思った季節の花で彩られた屏風が鈴木其一の「四季草花図屏風 六曲一隻」。
「大いなる遺産 美の伝統展」ですっかりファンに。次いでその彼の作品が続く。
今回は「青桐・紅楓図」がサイコーでした。
「貝図」を見てこれだけ平凡なモチーフが
”どうしたらいつまでも呼吸しているように描けるのか”とひたすら感動。
息子の守一の「秋草図」の色使いも面白かったです。


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そんなところで私の興奮、少しでも伝わりましたでしょうか。
照明にこだわったブースがあったり、プライスの作品への情も感じました。
珍しく音声ガイドまで利用。3ヶ月間も会期があるのに館内は激混みでした。

帰りはまた十番に寄りCAFE LIFEで遅めのランチ。リゾットを食べました☆
出発時は海行きてー!と危やく逆方面にハンドルを切るとこでしたが、間違いなく美術館に行ってよかった。
8月末まで行ってますので、興味を持った方はぜひ。詳しくはオフィシャルサイトをどうぞ。

***** 若冲と江戸絵画展 *****
会期:2006年6月17日(土)〜8月20日(日)
場所:東京国立博物館(上野公園)
http://www.jakuchu.jp/

さすがに無償に作りたい欲上昇中。
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by qp-dw | 2006-07-30 00:00 | 美術
P.C.M
丸ノ内のPub Cardinal Marunouchi。23時頃到着。FFのDJタイムにツレとハニーとおしゃべりしに。
夜風とラウンジの音にノンアルコールでも酔い気分。
PCMは前のカフエよりもムーディーな匂いプンプンの大人な場所でした。
生ハム1700円にドキドキしない稼ぎになってみたいものです笑
相変わらずカッコいい兄さんに惚れ惚れ!
車で行ったので時間を気にせず話ができて楽しかった♪ハニーももちろんお泊り☆


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前日は十番の先輩たちと噂の豚を。豚とんびょうし、以外にも野菜がたっぷりとれてオススメ!
最近外食が多くて財布の経済状況が心配です^^;
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by qp-dw | 2006-07-29 00:00 | ご飯
定例会:夏開幕!伊豆半島、静岡ドライブ
やー高校野球の季節ですね!ムフ
群馬は桐生第一、神奈川は先ほど横浜高校が出場を決めたそうです。ガンバレー

てなわけで今年もやってきました!夏を目的地にいざ出発♪(去年の記事を参照
先週末の日曜に日が変わる頃。第三京浜から新道、465号に出て江ノ島へ。
ナンパ車の若者たちを尻目に、大好きな西湘バイパスに乗り134から135号。真鶴を通って熱海をスルー。
伊東、伊豆高原を抜けて、グングン進む。

雨が増してバケツをひっくり返したようなどしゃぶりプラス霧も立ちこめる。
一時は目のまえが白い煙の中に光った線しか見えない状態に。それでも進む、進む


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川津、下田を過ぎて136号に変わり松崎、土肥へ。


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ようやく外が明るくなってきて、雨も気持ちのいいマイナスイオンのように感じられるくらいに収まった頃、
戸田で車を止めてはひと休憩。まるで飛行機の中から見る風景のように、深い霧の下に見える浜辺。


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雨&霧&山道運転ですり減った神経の疲れもふっとぶような、爽やかさにしばらく佇みました。


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ところで昔恋人岬に行って一か月後に古い彼氏と別れましたよ!要注意スポットです笑


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もう仙人気分ですよ。


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すっかり復活して、目指すは清水。


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心も洗われる。やっぱり海はいい。
地図のようにぐるーっと海沿いだけ8時間かけてのゴキゲンドライブ。


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結局、横浜を出発してバイパス以外は全て下道で清水市まで辿り着きました。

朝8時、静岡市にいる友達にお昼のアポだけ取り付けて、フェリー乗り場の近くの川沿いでシートを倒す。
「本日の段ボールはここ」しばしの睡眠。
今回は梅雨とはいえ暑くて冷房をオンオフ。暑かった〜


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昼過ぎに友達と合流。仲良しご夫婦さん、突然の連絡にもかかわらず案内してくれてありがとう!
清水の魚市場に連れてってもらい河岸の市の「おがわ」でしみずみなと刺身定食を食べました。


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すごいボリュームにびっくり。マグロのトロと鉄火、ウニ、いくら、甘エビ、イカ、タコ...
これで2000円。さすがです!!並んだかいもあり、かなりご満足な朝食でした。
以前書いた結婚式の記事の通り、もてなしていただきましたよ♪

その後、再びハ二ーと二人で出発。東名に乗って、御殿場まで。5年ぶりにアウトレットに寄る。
雨も上がりそれらしいプチ買い物を満喫して、何の季節で何の時間帯かわからないような靄の中を歩く。
それでも沢山の人がいました。


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渋滞を回避。箱根経由で小田原に出て、134に戻る。
七里が浜で降りて、波に行ったりきたり騒ぐカップルや花火をする若者たちを餌に、潮のにおいを満喫。

帰りは疲れを取りに、夜中1時過ぎに自宅近くのスパへ。
次の日は二人とも普通に仕事だというのに、すっかりリラックスルームで夢の中。
しっかり者のハ二ーに起こされ、目のあかないまま10分先の我が家へ帰る。明け方5時。おつかれさま。

珍しく旅行に雨が当たりましたが、素晴らしい爽やかな景色と、大きな海と、
それから小さな夏を感じることができて...今回も満足な幕開けドライブとなりました。


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by qp-dw | 2006-07-22 00:00 | 旅行
飛行場卒業…そして新たなる出発
7月14日をもって2年半勤めた某航空企業のシステム会社を退職しました。
自由奔放っぷりに皆様少なかれご迷惑を被られたかと存じますが、出会えたこと、一緒にお仕事できたこと、本当に感謝なのです。

クライアント様に主催いただいた送別会では感動の言葉をいただき、精進しなければと心引き締まる思い。
他にもかけていただいた言葉や送別品としていただいたレアなアイテムの数々にも感激。本当にありがたい以上の言葉が思いつかない。これからもマイレージ促進活動は怠りませんv
隊長に仕切っていただいた会社の送別会でも、忙しい中時間を裂いて参加していただいた同僚たちに心から感謝。杏ロックの乾杯にはマジで泣けました笑 お花もプレゼントも嬉しい。大事に使います。
個別で送別会を開いてくれた友達、お昼を誘ってくださった同僚たちにも改めてありがとう。


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クライアント、社内ともに多部署に絡むチームだったため、色んな方とお仕事をして、沢山の指導やお気遣いをいただきくことができ、自分なりに誇りを持って取り組むことができました。
引継ぎに日数がなかったことだけが気がかりですが、真面目でしっかりさん揃いのメンバーにはきっと問題なしでしょ!かなりバタついてしまったのでご迷惑をおかけしたらすみません...。っていうか多分かけます。。
皆さまのご活躍を応援しつつ、今後ともプライベートなり仕事なり繋がっていければ幸いです。
本当にどうもありがとうございました!


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そんなわけで第一弾多忙理由が漸く明らかに。
先月後半から行っていた転職活動もおかげさまで3勝0敗。間髪入れずに、明日から某広告代理店にてWebディレクターとして勤務することになりました。場所は東銀座です。
多分1ヶ月で入院すると思います。お見舞いは林檎より桃とかメロンが喜びます。肉と明太子はなおよろし☆
…というか結構笑えないほど忙しくなるらしい。平均残業100時間越えるってほんまかいな(-.-;)
その会社では人間でなくなった人がいるとかいないとか。(CNNニュース見てますか?)
内容もガラっと変わると思われるのでプレッシャーも盛沢山。
ただ興味は深々!思ったときにはあまり考えず進むのみなのです!!と自分に言い聞かせ…ドキドキ
ただでさえ頻度の低いブログの更新がさらに落ちそう。暖かく見守ってくださいまし(>_<)


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ハニーとツレにもお祝い会を開いてもらい乾杯。手料理で二人を待つ。
ツレにはBang & Olufsenのイヤホンを、ハニーには最近私が勝手に熱くなっているほしのあきグッズを「巻爪手術頑張りましたで賞」としてプレゼントしてもらいました。
実家では手作りジャムやグラス、夏野菜を。皆優しい★ありがとう!!

そんなところでご挨拶と報告、この場を借りてお礼まででした。お互い体には気をつけて頑張りましょう!
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by qp-dw | 2006-07-14 00:00 | 雑記
ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-
こちらは東京藝術大学美術館にて。場所は芸大in上野になります。
35万点もの所蔵品が格納されるルーヴル美術館。
そのうち古代ギリシアの至宝134点中123点が日本初上陸ともあって、中はかなり混雑。
図工や歴史の教科書にも載っていたほど有名な彫刻の数々を初めて目にする。

その中でも今回私が驚いたのは石碑。アレクサンドロス大王の肖像の台座や、奉納浮彫り、会計碑文など。
褪せた大理石に刻まれた文字がかっこいい。何年も前の物なのに古臭く感じない。
前述否。昔にしっかり設計されたものだから、それを現世でベースにしたり真似ているだけのことなのですね。
そう思うとただただ感心するばかり。20世紀も前に創られているのに!


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アルルのヴィーナスとミロのヴィーナスの違いを3Dで説明するブースがあったりと内容の濃いものでした。
そこで知ったのですが、なんと唯一復元されず残っているのはミロのヴィーナスのみなのだそう。

ところで昔演奏したことのあるビゼー作曲の管弦楽曲「アルルの女」もアルルだ。
アルルの女性が魅力的なのか、アルルの男が情熱的なのか...なんて一人で考えてました笑

他にもソクラテス、プラトン、アリストテレスの肖像などもありました。バランス、繊細さが素晴らしい。
ニケもステキでした。

どうでもいいけど、ミュージアムショップでよくレプリカを見かけるけど、買う人いるのかな...
あと一月先まで開催されておりますので、興味のある方はどうぞ。

***** ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産- *****
会期:2006年6月17日(土)〜8月20日(日)
場所:東京藝術大学美術館(上野公園)
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by qp-dw | 2006-07-08 00:00 | 美術
カルティエ現代美術財団コレクション展
ポスターもクールなカルティエ現代美術財団コレクション展を観に東京都現代美術館観へ!
薦められたとおり凄く面白くて観がいがありましたので、その様子をご報告。

入ってすぐにライザー・ルーの作品「裏庭」。
ビーズだけで作られたそれは見る方向によって輝きが変わり、まるで雨上がりのよく晴れた庭のよう。
虫など小さなパーツも可愛いさたっぷり。

マルク・クチュリエのオレンジの木はほぼ原寸大で様々な材質で作られた作品。オレンジの橙色と真鍮で作られた褪せたゴールドの葉っぱの色合いがなんともお洒落。「あなたはここに」という題が気になります。


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そして目玉の「イン・ベッド」。ポスターにも載っていたロン・ミュエクの作品。
彼はマネキン会社を設立されてるとのこと。
しかしリアル過ぎてもはやマネキンと呼んでいいのかさえわかりません。
肌の質感、爪や皮膚のしわまでケチのつけようがない。
観覧者に観られてるからなのか、恋をしてしまったからなのか、
少し歳を召した女性の恥じらいと困惑の表情がよく伝わってくる。
どれだけの観察力があったら作れるのか…
生で見てこそと思い買うまでには至らなかったが、ミュージアムショップで見た写真集にも
老人や大きい男の子数々のリアル人形たちにひたすら興奮してました。
技法が載っている興味深いページを発見。

デニス・オッペンハイムの「テーブル・ピース」。何メートルも離れてたテーブルに向かい合って同じ言葉を叫ぶ彼らはなぜか楽しそうだった。でも閉館後、夜中にこだましてたら怖いだろーなー(*_*)

静かに衝撃を受けたのは、アドリアナ・ヴァレジョンの作品。
植物やシンプルな白いタイルが描かれたキャンバスに囲まれた、実物タイルの断面に見えるのは溢れ出る肉。
結構なグロテスクだったけど、それだけでなく全てを空間を通して観たとき、一見綺麗なものの裏側にある内なる欲望や汚さが端々から見え隠れしている世の中を観たようでショックを受けた。
この解釈が合っているとしたら作ったのがなんとなく女の人で納得。

森山大道のポラロイド写真は全3562枚。繋げて一つの空間を描く。うーん確かにWebっぽい。いつかパクろ笑

映像も沢山あったけど、直感的には唯一レイモン・ドゥパルドンの7都市の日常を写したものかな。
しっかり感化されたい方は一日かけて観た方がいいかも。

マーク・ニューソンの「ケルビン40」はデザイン性も素晴らしい。
飛ばすことができるほど緻密に計算されてるとか。


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以上、気になった作品をピックアップしてお送りしてみました!
半年前に見た横浜トリエンナーレのような発想と面白さに加えて、
技術の放出度といい、こだわりといい、迫力といい...更なるプロの集まりに感激。
見逃した方は一部写真掲載のあるexcite ismへどうぞ。

***** カルティエ現代美術財団コレクション展 *****
会期:2006年4月22日(土)〜7月2日(日)
場所:東京都現代美術館(木場公園)
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by qp-dw | 2006-07-01 00:00 | 美術