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これも青春の1ページ
先日、現会社の相棒が退社しました。同僚が読んだら誰のことかバレるのでちと恥ずかしいけども。
しっかし彼とはよくしゃべった。そりゃー下ネタからオタクネタまで
(幅それだけかよっ…というのは冗談ですが)
2年間飽きもせずお昼を共に。この歳で一人でやりたいことがあっても、
優先して毎日一緒にいてしまうなんてなかなかないものです。

一社目で会社の付き合いというものに力を使い果たしてしまった私は、
今どちらかと言えばノリがいい方では決してないのですが、これも性分。
皆と平均的に仲良くする器用さを持ち合わせてないのは高校を卒業して以来ほぼ変わっておらず。
余計な体力は温存して大事な人たちにその分注ぎたいのも本音。

それでも理解して、更に気分屋の私に今まで懲りもせず一緒にいてくれたり、興味を抱いてくれたり、
特に自分の気持ちが変わらずいたいと思わせてくれるお友達には本当に感謝。
それから幸せだなぁって思う。
きっと読んでくれた皆様方、どの対象が自分のことを言われてることか気づいていただけてると思いますが笑
普段口にする機会も少ないので、せっかくだからこの場を借りて。いつもありがとう!

そんなセンチな気分になったりした春らしい今日この頃だったのでした。


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# by qp-dw | 2006-03-31 00:00 | 雑記
アートフェスタ 高崎ゆかりの作家たち
先日告知させていただいた高崎美術館で開催中のアートフェスタに行ってきました。
平出 豊氏の作品は新作の木彫「人形遣い」。
これまでの作風と少々違う印象。桜の丸太から掘り起こされた作品で、
子供の優しさ、強さ、柔軟さとユーモアが詰まっておりました。
一緒に行ったソラちゃんも「うさぎ、うさぎ」と興味を引いてくれていて嬉しかったです。


アートフェスタ 高崎ゆかりの作家たち_e0033477_246092.jpg
他にも入ってすぐに小林良曹さんの絵画1900年作「荒船」。
溶け込んでしまいそうな淡い水色の空や山が、優しい気持ちにさせてくれるとても素敵な作品でした。
天目健一さんは絵画2点、恐らく自宅近くの夕暮れであろう「景」が好きです。

その後、よくこちらのブログにも遊びにきてくれるあずとyuroさんとそれぞれ美術館→お茶に行きました。
からっ風の強い初春らしい日。寛ぎの時間をありがとう。またゆっくり遊びましょう!

帰りの関越ではちょいとしたショックが。高崎ICの発券所過ぎたところにタヌキがおりました。
微動だにしなかったのでなんとかよけられましたがびっくり。
高崎でタヌキ...^^;向こうも「ここどこだ」とキョトンとしてる感じでしたがその後が心配。
無事帰路につけてますように。

ここでお知らせ。次回の平出豊氏の個展が決定いたしました!

******* 平出 豊 個展-29回- *******
2006年5月7日(日)〜5月16日(火)
画廊:ギャラリー君香堂 場所:前橋市千代田町4-1-6

詳しい告知は4月下旬頃「平出 豊彫刻展」にてご紹介いたします。
展覧会案内状をご希望の方はこちらよりご連絡をお願いします。どうぞご期待ください。
# by qp-dw | 2006-03-19 00:00 | 美術
ヴィジュアル・ポエトリィ展
時は3/18、場所は高崎。YOU HALLにて「日本ヴィジュアル・ポエトリィ展」へ。
会期中のイベントである白石かずこさんの詩の朗読会を拝聴してきました。
尺八をバックにお城の幽霊。戦国時代の武将たちを見守ってきた母性かつ物々しさを語る。
また最後にはちょっと冗談混じりのトークからドーベルマンとの恋、ちょいエロさも加わった熱〜い語り。
4つとも全て迫力満点。後に若い方が朗読をされたのを聴き改めて白石さんは凄い方なんだなぁと思った。


ヴィジュアル・ポエトリィ展_e0033477_5294849.jpg
少し一人演劇に似てるかもしれないけど、詩は全て自分の思いのみで形勢されているだけに重い。
こういう表現の仕方もあるんだなぁ。珍しい体験ができて面白かった!


ヴィジュアル・ポエトリィ展_e0033477_5305576.jpg
館内には色んな素材で表現される詩たちが展示されていました。
YOU HALLでは色々な企画展を行ってますので近くの方はぜひ立ち寄ってみてください。
場所:群馬県高崎市高松町3番地(NTT東日本群馬支店内)

それからお茶をして、軽く晩酌しながら楽しい夜も過ごしました♪
南極物語はいいね〜小学生の頃、放送室でなぜかよくかけていたのを思い出したりした。
# by qp-dw | 2006-03-18 00:00 | 美術
草津国際スキー場(WBC優勝!!)
一週目の週末は月曜休みをとって3連日。実家に帰ってました。
金曜残業後着いたのは明け方4時。温かいご飯に心から感謝!

メインは日曜、草津まで。今回は土曜特急に乗って追いかけてきてくれたハニーと、ママンと弟君と。
前回と同様快晴!4人全員ともスキー。


草津国際スキー場(WBC優勝!!)_e0033477_1833080.jpg
ゴンドラも乗って上機嫌♪


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振子沢を避けて清水沢コースに行ったのに、初めの急坂でいつものヘタレになり子供迷惑をかけました。
それを過ぎると雪質もよく人も少なく最高〜。山頂からは万座にも降りられるらしい。
それってリフト券は万座でも買わなきゃなのかな!?
やっぱり草津は広くていいねぇ。リフトも4人乗りが多いし♪ナイターは回数券で粘りました。よく遊んだ!


草津国際スキー場(WBC優勝!!)_e0033477_1835933.jpg
その後温泉に浸かって、大好きなトンカツを頬張り帰ってきました。
実家からだと下道なので例のくねくね道にちょっと疲れたけど、ほんとに楽しかったです☆


草津国際スキー場(WBC優勝!!)_e0033477_18422045.jpg

ところで記載日の本日は3/21。WBC優勝おめでとう!!!
いやー素晴らしい打線でした。西岡のバントからイチロー、福留安打が続いたときはまじで興奮したね。
MVPは松坂だったけど上原の韓国戦も頑張った。
ほんとにいい試合だったなぁ。やっぱ野球は面白い(>_<)おつかれさまでした。
# by qp-dw | 2006-03-05 00:00 | 旅行
大いなる遺産 美の伝統展-美術商の100年
続いて大いなる遺産美の伝統展に行ってきました。
新橋、東京美術倶楽部。創立100周年記念の催し物。
美術商たちが関わってコレクターや美術館に所蔵されるに至った一流の美術品が多数展示。

美術館と違う匂い。その館内のお茶室なども何か「ごきげんよう」などとしゃべらなくてはいけないような雰囲気で早々に横目で通り過ぎた。

本当は才能がある人こそが評価され報酬を沢山貰うべきなのに、いつの時代も間に入る者こそが誰よりも金儲けする。きっと才能がある人は手を動かすのに忙しくて欲を考える余地がないからだ。
かといってその才能はその間にいる人がいないなければ、評価には繋がらないままかもしれない。
沢山の人の目に触れることもできないかもしれない。
理不尽さに苛立ちさえ感じるが、感謝すべきでもある。こうやって世の中は成り立ってきたのだろうな。
それでももっともっと手を動かす物作りの方々に優しい時代が来ますようにと切に願う。


大いなる遺産 美の伝統展-美術商の100年_e0033477_425259.jpg
そんな思いから商という言葉にあまりいい印象はなかったものの、集められた国宝17点を中心に全150点近くの美術品は見応えのあるものでした。

以前観にいった小林古径は昭和14年作の「山鳥」、上品な掛け軸。
竹内栖鳳の「水郷」。富田溪仙の「東山夜桜図」気温さえ感じそうな雰囲気がよい。グラフィック作成のいいお手本になりそう。上村松園は「櫛」。すごく上品。20年以上一般には公開されていなかったらしい。高村光太郎の木彫「螺旋」には感心。本物の貝殻みたい。
源氏物語絵巻「夕霧」、紫式部絵日記といった貴重なものも見れました。
陶器も沢山展示されていましたが、残念ながら勉強不足過ぎてコメントできず。

中でも私が強く心惹かれたのは3点。
橋本関雪の昭和16年の作品「玄猿」。薄くぼかした墨の体毛の中にしっかりと描かれた瞳と手のひら。
強い瞳に惹かれ、じっと前に佇んでしまいました。
抱いている小さい猿は子供だと思っていたのだけど、図録によれば奥さんのことを想って描いたようです。

東山魁夷の昭和52年の作品 「青い谷」。
大きめのキャンバスに描かれた朝靄の山は、幼少時代に毎年連れてってもらった本格キャンプでの寝起きの散歩にトリップしたようでした。なんだかとても懐かしい。

最後に鈴木其一、江戸時代の屏風「四季草花図屏風 六曲一隻」。
右から見るのと左から見るのとでは柄が違う。と注釈が書いてありその通りに前をウロウロ。
紫陽花、椿、梅、朝顔、菊、烏瓜、藤、菖蒲...季節の花々の色鮮やかなこと。本当に素敵でした。

それから美術館よりよかった点は閉館時間が遅いこと。じっくりと鑑賞させていただきました。
2週に渡って本物を沢山目にして贅沢な思いでした。
少しずつだが興味のある作家や作品が増えてきて嬉しい。勉強できる環境に感謝。
吸収したものを自分の色として吐き出せるよう精進したいと思います。

またまた最終日だったため過去形で申し訳ないですが情報だけ。
会場:東京美術倶楽部「東美アートフォーラム」
会期:2006年2月5日(日)〜2月26(日)
# by qp-dw | 2006-02-26 00:00 | 美術